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西尾 軍治*; 渡邊 浩二*; 小池 忠雄; 宮田 定次郎
JAERI-Tech 96-056, 59 Pages, 1996/12
ロシアの再処理施設、トムスク-7で発生した事故の原因を解析するためには、熱的に不安定な反応性物質を含むTBP/ケロシンと硝酸が熱分解した場合の反応速度定数や反応熱を決定する必要がある。そこで、硝酸と反応し易いn-ブタノール、硝酸n-ブチル、芳香族化合物、および環式炭化水素について、原研で得た示差熱分析(DTA)の熱量測定データを利用して、これらの反応速度定数と反応熱を求めた。また、トムスク貯槽内の発熱と放熱の熱収支計算をこれらの反応速度定数と反応熱を用いて実施し、急激な熱分解反応によって破裂した貯槽の安全評価を行った。その結果、貯槽破裂の原因は石油系ケロシンに含まれた芳香族化合物の急激な熱分解反応に起因していることが明らかになった。
谷藤 隆昭; 那須 昭一
Journal of Nuclear Materials, 87(1), p.189 - 195, 1979/00
被引用回数:14酸化リチウム(LiO)の原料である過酸化リチウム(LiO)の比熱を走査型断熱比熱測定装置を用いて301から560°Kの温度範囲にわたって測定した。比熱の測定値から最小2乗法によりこの温度範囲における比熱式を次のように求めた。Cp=59.665+52.12310T+5.08410T,(kJ/mol deg K)この値を使って、この温度範囲の代表的な温度に対するエントロピー,エンタルピーおよびGibbsの自由エネルギー関数を求めた。また、LiOの熱分解反応を調べ、熱分解のエンタルピーを25.8kJ/molと求め、さらに、雰囲気および加熱速度が熱分解におよぼす効果を調べた。